卒業までは、高校生っていう、いかにも子供って感じのタイトルがついてて、
彼の部屋には泊まることはなかった。


やっぱり、彼も罪悪感感じるのかな?



卒業に向けて…学校の行事も一つ一つが最後で。


でも、私はみんなの感覚と違ってた。


早く卒業したくて。


指折り数えて…


早く咲いてよ梅、次は桜だよ。


固い蕾を付けた梅にいたずらして、無理に蕾を開いたりもした。