ケンジが私を騙してるわけがない。


卒業まで待つからねって…優しく抱いてくれた


高速飛ばして、誕生日おめでとうって言いに来てくれた


さやかさんの事も話してくれた


一緒に住んでいた部屋を引っ越すことも…私の為


わかってたのに。


簡単に見失った。


でも…もう大丈夫。

大丈夫…かな?

彼を信じる。

もし、わかんなくなったら、またオジサンのとこにいけばいい。


オジサン、なんでも知ってるから。