私の隣に…ケンジが座ったら。


ギシッて、ベッドがなった。

『横になって。眠って』


『リコは?』


『ケンジの寝顔にイタズラする』


ケンジが笑って私を抱き締めた。そのまま、ベッドに倒れこんだ。二人で。


『ありがと。超眠かったんだ…でも一人じゃ寝ない…』


二人でベッドの上に転がった

窓から明るい光が差し込んで…手を伸ばしてカーテンを閉めた。

そのまま抱き締められて…キスした…


『リコ…眠れない…』

『ダメ。眠って。事故でも起こしたら…』


私の首筋に唇を押し合ててる。

『うん…なんか…幸せだよ、リコ』

『わたしも…』


二人で抱き締め合っていたら…彼はスッと眠りに落ちた。


眠かったんだ…。


初めて見るケンジの寝顔…起こさないように触れずに…じっと見つめた。


可愛い…。

食べちゃいたい。