『リコ…会いたかった。』

『えへへ。朝ごはん持ってきた』


ケンジ…凄く喜んでくれた。

公園の駐車場に車を停めた。


あったかいお味噌汁から湯気が立ち上る。


ご飯も食べずに高速飛ばしてきたケンジは、美味しそうにパクパク食べてくれた。


凄くうれしかった!


『ごちそうさま…すっごく美味しかったよ!リコ、味噌汁上手だねっ』


そっと 顔を近付けて、彼にキスした。


『ずっと一緒にいたい…』

『うん…』

彼の顔を撫でながら…

『ケンジ…疲れてる。顔色が悪い。大丈夫?』


寝ずに高速来たんだもんね…。