成人…。ちょっとやらしい響き。


部屋に戻って、二人でお風呂に入った。


お互いの身体を洗いっこして、頭を洗って。


『リコ、このシャンプーでいいのか?リコがいつも使ってるの、置いておこうよ』


『うんっ。』

ケンジが泡だらけの私の身体を撫でる。

私を背中から抱き締めて…ツルツルと手の平を滑らせる。


きもちいい…。


今度は向かいあって。


彼のを…泡で包んで洗ってあげる。


『成人したから…なんでもできるね、リコ』


『ぷ。今までもしてたじゃない…』


だんだんエスカレートしてきて、とうとうバスルームで繋がった。