後ろの窓から顔を出すのはこーちゃんこと、光輝。 早速、制服を着くずしてる。 「おはよ!」 僕は助手席に乗り込む。 運転席には優太、光輝の隣には眠たそうな颯太が座っていた。 「よし、姫も来たし行くか」 そんな事言いながら、車を走らせる優太。 10分も経たないうちにこれから3年間通う事になる笠間高校に着いた。