「はあ。」

溜息をついてパソコンをシャットダウンした。とうとう警備員さんがやってきてもう帰れと言われやっと帰宅することができた。

タイムカードを差して会社を出る。

時刻は22時50分。

辺りはもう真っ暗だ。


ヴーヴー

ポケットの中の携帯が揺れる。


『:2010/4/2 22:51
from:祐二
sub :Re
――――――――――

今から外で呑まない?
俺車だすからさ。
そっちまで行くよ。

――――――――――』


明日は土曜日だし、たまにはいっか。

私は二つ返事で祐二とこのまま呑みに行くことにした。