「おい、大丈夫か?」


佐野があたしに聞く。


「さっきので十分目覚めましたっww」


「じゃあやるかw」


あたしは代表らしくやってみせた。


こんなことをしたことはない。そして


こんな時にあんなことをさせてしまった佐野。


佐野よりもずっとずっとがんばった。