……ピンポンパンポン

「神城唯華さん、至急職員室に来て下さい」

「ちょっと行ってくるね」

…この時急げばよかったね。

ちゃんと、わかってればよかった。

なんでかな…いやな予感がする。

「失礼します」

「神城さん?大変よ!お父さんが事故に遇ったそうだから…お母さんが迎えに来たわよ」

「お…お父さんが?」

いやな予感がする…

いやな予感がする…

どうして?恐いよ…

「唯華!急ぎなさいよ!」

「は…はい」

私は車に乗り、総合病院へ入った。

「神城です」

「はい、305です」

鍵…恐いよ。

何で個室なの?

不安にさせないで…