『わかってる…………
だって、わたしも
そうだったから………』


目の前で血を流して倒れてる
凜太郎を前に
わたしは警察を呼んで
凜太郎の手を握ってあげる。


こんなことしか出来なかった。


それでも凜太郎は
最後まで微笑んでた。


“小梅”って何度も………