『どーしてよ、朔!!!!
マナじゃダメなの?!
ヤなとこ直すから
嫌わないでっ………』


朔は少し考えてから
マナという女を見て
バカにするように笑った。


『ヤなとこ、全部だ』


朔はそのままわたしを連れて
教室を出た。


マナのすすり泣く声が
聞こえた。