本当に簡単過ぎだ。

あっという間にできちゃって、ちょっと寂しいけど。

「でも、これくらいがちょうどいいんだろうな」

後は完全に固まるのを待つだけ。

「帝、喜んでくれるといいなあ」

フフッと笑いながら、あたしはトッピングをした。


その夜。

「ただいまー」

帰ってきた!

急いで玄関に直行。

「おかえりなさ、い…」

ギョッとした。

本気で嫉妬したあたしは、かわいくないって思う。