彼は私の言葉をさえぎった。

その言葉はまるで私がもう彼の魂を刈る事を前提にした話だった。

反論しようとしても、私の言葉は彼にもう聞こえていない。


「もう少し待ってくれたら、刈っても良いから」


そう頼む彼の目は真剣だった。

刈ると決めた訳じゃないけれど、刈らせてくれるなら……。

そう思った私はすんなりとOKをした。