「あれっ?もしかしてゆずきちゃん?」 …っっ! この声は…夜沢さんだ…。 低くて、でも優しい声。 「夜遊び~?やるねぇ!」 ごめんなさい、今そんな気分じゃないんだ。 今までのことを忘れて、盛り上がれるほど…強くない。 何も言わない異変に気づいたのか、夜沢さんは黙り、あたしの隣に座った。