次の朝――― 「友梨、行くぞ」 只今朝の7時 「まだ7時だよ?!漣、始業時間忘れたの?」 始業時間は9時 だいたい1時間前にはみんないるけど さすがに2時間前にはいない 私がもたもたしていると漣のケータイに着信があった 「もしもし・・・あぁ・・・・・うん、ありがとな・・・」 少し深刻そうな顔 なにか隠してるのかな?! 「さぁ行くぞ」 漣は私の手をギュッと握った 恥ずかしそうにしていると