次の日。
私はいつも通りの時間に学校へ向かうため玄関をでた。


それを圭太は笑顔で送ってくれた。


よぉし!
今日からは気合いを入れ直してがんばるぞー!!


そう思いながら、学校へ向かう。


こうして、学校へいくのは何週間ぶりなんだろう?
しっかり数えてないから、わからないけど…結構な時間だと思う。


そうして、今回のこの事件についてちょっとおさらいしてみることにした。


結局、今回は私をお城へ連れ帰るために、お母様の部下アンドールが私の元へやってきた。


そして、それがたまたまなのか、お母様の差し金なのかは分からないけど義兄として育てられていた圭太だった。


それから、圭太は私を連れ帰ったものの、やっぱりこんなのは間違っている、と自分なりに答えを導いて華雷に連絡した。
自分が、約束…というより命令を無視して、私を逃がそうとしたことで殺されてしまうことをしりながら…。


そうしたこともあって、まぁいろいろあったけど無事家にかえってこれたわけだ。