「………疲れたか?」

尚斗さん、気遣ってくれてるんだ。

「はい、少しだけ…」

「ん、これ飲め」

そういって渡してきたのは

尚斗さんには似合いそうにもない

温かいココアだった。

なんだか、可愛いって

思っちゃったり/////

って………

あれ?私、和人君が

好きなんじゃなかったっけ………

「ボーっとしてどうした?」

「あ、はい、すいません
ココアいただきます」

「ん。どーぞ」