「…ん。じゃ、払っとく」

尚斗さんが戻ってきたかと思うと

そのスーツを持って

会計しにいっちゃった…

「尚斗、ベタボレだな」

和人君が笑っていた。

「へ??」

でも、肝心なとこは

聞こえなかった。