「柚稀、って呼んでもいいか?」


「はい。」

「んっなにかしこまんなよ。
これからは会社で
生活してもらうことになるから。」


「わかりました。」


「母親の様子見に行きたい時は言えよ?」


「あっ、ありがとうございます!」


柚稀は笑顔でそう言った





その笑顔がとても可愛かった。