「あ…なんか。
すいません…………」


柚稀が急に謝りだした。

「…別に謝ることじゃねーよ。」


そう言って、2人で

柚稀ん家に入った。


柚稀の母親は痩せ細っていて

今にも死にそうな感じだった。


「お母さん、この子に
うちの会社で秘書として
働いてもらいたいんです
今日は了承を得るために
お伺いしました。」

仕事モード全開の口調で話をすすめた。