「柴、話がある」

「あっはぁい」

また、猫なで声。

気持ち悪くて仕方ねぇ。

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「なんですかぁ?」

柴は相変わらず

俺の体をベタベタ触りながら

俺の言葉を待っていた。

「柴、来月でお前はクビ」
それだけ言って

社長室を出ようとした


が………………………
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