「…ゆ!まゆ!」


「ん・・・?」


名前を呼ぶ声で気がつた。

目を開けるとすぐ上に教授の顔がる。


「大丈夫か?」


「うん・・・」


膝枕をしてくれていたようだ。


「気絶?してたぞ。
病院、行こうか。」


「いい!大丈夫!
ちょっと今日は貧血がひどいみたい。
だから早めに帰ってきたんだ・・・」


「…それだけならいいが…。
病院行かなくてもいいのか?」


「うん、大丈夫!もう治ったっぽいし」


「・・・そっか。
ただ次あれば病院行きだからな。
飯、食えるか?」


「あ、うん!ごめんね、待たせて」


「謝らなくていいよ。
食べれるならたべようか。
あんまり無理はするなよ?」


「うん。ありがとう」


2人で椅子に座り教授お手製のハンバーグを食べた。


「おいしい!」


「愛がこもってるから」


「知ってる~」


「本当はこめてません~」


「えぇ~」


なんだか久しぶりに教授とはなした気がする・・・

なにより一緒にごはんをたべることが久しぶり。

多分一か月ぶりくらい・・・。


「ふふっ」


「んあ?」


「おいしいね」


「当たり前~、当たり前~当たり前体操」


「うわぁ~・・・」


「そのしらけた目はヤメロ・・・」