教室に戻ってみるとアイツの姿が見当たらなかった




俺はさきに戻った優香のもとにいき浬音のことを聞いた



「なぁ、優香。浬音は戻ってないのか」


「まだだって。なんか後輩に呼ばれてたってみんな言ってる」


「呼ばれたぁー!!!???」


「うん。てか、みんながいるときは話しかけないでよ」


優香は怒っていた






なんだ、さっきのことで怒ってるのか??




「悪い」




俺はそれだけをいって自分の席についた




そうすると女たちが俺に気づいて俺の周りに集まってきた






あーうぜ






なんで女って静かにできねーんだ




浬音みたいにおとなしくて清楚になれよ




キンキンした声だすなよ






まじ耳いてー





俺は我慢の限界になり女たちを睨んだ


「あのさ、お前らうざいんだけど。迷惑だからどっかいけよ」



「……………」


俺がイラついてるのを理解したのか女たちは静かになって俺の周りから消えた




すっきりした




浬音以外の女に好かれて嬉しくないしな




さて、アイツが戻るまで寝てるか



俺は机に伏せて寝た