2人の話しを聞いてるうちに涙が出てきた。
「私…悠星の事…大好きなんだよ…?こうちゃんがいなくなった時、落ち込む私を慰めてくれたのは悠星…だから」
「そっかそっか。やっと打ち明けてくれたね」
「え…?」
「あたしらが言っても千穂は全然言ってくれないんだもーん」
わはは。やっと言わせたー!と2人は喜んでいた。
「私…今悠星に伝えてくる!」
「うん。待ってるから。行ってきな」
「うん!」
私は走り出した。
泣きながら。
私に微笑んでくれるみんなから背中を押され。
あの人の元へ。