「ま、今日はここら辺にして そろそろ帰ったらどうや??」 と微笑んであたしの頭を撫でた。 「…はい。」 あたしは赤くなった顔を 隠すように下を向いて 返事をした。 「じゃぁ…さよなら。」 あたしがそう言って 準備室の扉を開けようとした時 「神埼!!!」 先生があたしの名を呼ぶ。 でも… 「…また…明日なッ!」 何か言いたそうだったけど… それだけ言って机の椅子に座った。