ヤバい…
あたしの心臓…
超ドキドキしてる…

「神埼…」

「何ですか!?」

先生が沈黙を破った。
あたしは平常心で
居られなかった。

「さっきは済まなかった…。」
先生は俯いてそう言った。

「先生は悪くないよ…。
あたしがうっかり足を
踏み外したから…」
あたしも俯いて言った。