「おい!神埼!!しっかりしろ!」

先生があたしを呼んでる…??
目…あけなきゃ…


「ん……なッ!!!」

あたしの目の前には
先生の顔があった。

「大丈夫なん??お前…」
先生は冷や汗をかきながら
あたしの事を心配していた。

「せ…せんせ…。」
どいて…!!!
こんな近くに顔があると…
ヤバい…

「ん?何か言いたい事でも…」

「ちょ…とりあえず…どいて…」
あたしは顔を赤くしながら言った。

「あぁ…悪かったな。」
と言ってどいてくれた。