『あ、俺。』







泣いていたのに、笑顔になってくる。








「どこの俺様ですか??」









『あ、ごめん。雷。』








「分かってるって!!」








意外にも、電話なんかするんだ。








『今から、梨乃の家に行く。』








そして、あたしが返事をする間もなく切られた。








…って、ひど!!