と、不意に時計を見ると、まだ8時にもなってない。 「結構、面白いんだ。」 「なにが?」 「志之居君。」 アタシがそう言うと、ばしばしと瞬きをして… あ。赤くなった。 「まだみんな来ないし、もーちょっと話せるね。」 「え、どーゆーことそれ。」 「面白い人の話が聞いてみたいだけ。ほら、勝手に真っ赤になってないで。」 「んなこと言われてもっ…」 しかも、からかうとなかなか面白い。