入って…しまった
あの、
変な人の多い(というか変な人しかいない)
生徒会に………
******
第二章 我ら生徒会
******
「お茶、入りましたよー」
「ああ…そこに置いておいてくれ。
今は読書に忙しい」
そう告げた会長はまた本に目を移す
生徒会に入り早三日
日々の雑用に少しは慣れてきたものの、
なんとなくまだ溶け込めずにいる
「会長、いつもなにか読んでますよね…
どんな本を読んでるんですか?」
「…メガネット通信」
「………、また」
また、メガネ……
内容はなんとなく解る
きっと、
あのフレームはどうだとか
あのレンズはどうだとか書いてあるのだろう
しかしそれだけであの厚さ…
一体どれだけ濃い内容が書かれているのだろうか、
少し気になるところである
「おはよ…って、あんたもういたの」
「…あ、おはようございます」
生徒会・副会長を担当する前髪さんが登校
今日も前髪が長い。
「…長くて悪いね」
「えっ…!」
「顔に書いてある」
……恐るべし前髪さん
見えてないようで見えてるのね
あの、
変な人の多い(というか変な人しかいない)
生徒会に………
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第二章 我ら生徒会
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「お茶、入りましたよー」
「ああ…そこに置いておいてくれ。
今は読書に忙しい」
そう告げた会長はまた本に目を移す
生徒会に入り早三日
日々の雑用に少しは慣れてきたものの、
なんとなくまだ溶け込めずにいる
「会長、いつもなにか読んでますよね…
どんな本を読んでるんですか?」
「…メガネット通信」
「………、また」
また、メガネ……
内容はなんとなく解る
きっと、
あのフレームはどうだとか
あのレンズはどうだとか書いてあるのだろう
しかしそれだけであの厚さ…
一体どれだけ濃い内容が書かれているのだろうか、
少し気になるところである
「おはよ…って、あんたもういたの」
「…あ、おはようございます」
生徒会・副会長を担当する前髪さんが登校
今日も前髪が長い。
「…長くて悪いね」
「えっ…!」
「顔に書いてある」
……恐るべし前髪さん
見えてないようで見えてるのね