「ちょっと待って、どういう事ですか?」 戸惑いを隠せない私に紫苑くんが答える 「君はね、会長に認められたんだよ。メガネが似合う女性として…。 うちは会長に選ばれたものだけが役員になれる決まりだからねえ。」 「で、でも。わたしは」 「君の意見は関係ない。あ、うちの会長に逆らわないほうがいいよ?彼、理事長の孫だから…」 うそ…あの変態が理事長の孫? そんなわけで私は生徒会役員となった