「っ…//」


突然手の甲にキスされ
戸惑うわたし

それを軽く笑い
「ふふ…なにを照れてるのかな?うさぎちゃん?」

たった今
紫苑君の中で
私にはうさぎちゃんというあだ名がついたみたい…

「ち、ちがいますっ!うさぎちゃんなんかじゃ…」


「会長~、この子…会長に用があってきたみたいよー」


これまた話を遮る前髪君

そう…この人に呼ばれたんだから。