「僕が一生、
君を可愛がってあげるよ…――」


耳元で甘く囁かれたものに、
声にならない声と
涙が零れ落ちた…。


――君は僕のもの。
もう離しはしないよ。

――嗚呼、あたしは
もう逃げられない。


犯罪者と、
囚われのお姫サマ――。




Fin...