日のひかりが
静かに揺れる
大きな 白いレースの
カーテンの隙間から
眩しく さす。


『……………。』

その 日の光が
眩しくて
ゆっくりと
目を あける。





視界が ぼやける。

そっと
目に触れると
まつげが 濡れていた。


『なんで
泣いてるんだろ。
あたし…。』

自分でも
わからない 涙に
自然と 自分に
呟いた。