そのあと、
私は竜也に
肩を支えられながら
火葬にたちあった。

涙を流しながら
だったけど
《ありがと》って
御祖父様に
伝えた。


次の日
気分転換がわりに
竜也は私を
外に連れ出して
くれた。
連れて行ってくれた
のは
きれいな水が
流れてる河原。




向こうの方から
「あいりー☆!!」と
突然 聞こえる
ゆみ の声。
『ゆみ?』