校門で待つ悠に向かって走る



遠くからでも悠だってわかるよ

柔らかい笑顔があたしを見つけてくれるから

あたしは温かい気持ちに包まれる





「行こっか。」



「うんっ」




自然と手を絡めて同じ道を歩く


なんでもないことだけど、大好きな人とこうして歩けることって奇跡だよね




「今日桃華んちとまってもいい?」



「いいよ。」



「やった♪じゃぁ一緒にお風呂はいろ~」



「っ///」


そんなことしか頭にないのか…