それからすぐ、またも新しい女の子が入社してきた。
「和多 春海(ワダハルミ)です。 よろしくお願いします」
(ん~、イマイチ)
またも正義は見た目チェックを入れる。
春海は23才だが、見た目は中学生のような女の子だった。 可愛くないというよりも、モサイ子だ(正義女バージョンといったところ)
「じゃあ、和多さんの面倒はー・・・、拓也、お前だ」
課長が言った。
「あ、はい」
(あの子なら、ま、いっか)
正義にだって、どうでもイイときもある。
「このお兄ちゃんなぁ、見た目は恐いけど優しいぞ。 あ、もうおじさんか?」
はっはっはっはっは
拓也:(2回めだぞ! この野郎)
正義:(やーい♪ 拓也のクソジジィ)