(肉まんのせいで三袋になったよ。 あーあ、拓也のせいで自然が破壊される)


なにかしらケチをつけたくてたまらない正義。
会社の駐車場へ着き、外へでるときに助手席の荷物を手にした。


「・・・」


そのときふと思いついた。


(クソが)


ぎゅっと、拓也の肉まんを握ってやった。