羽瑠がうれしそうに言った。

でも・・

だから・・・

呼び出しはあったけど、
何で呼びだされたかは、
わかんないんですけどぉ??

「よかったねって、
まだわかんないよ・・・」

「はっ??どういうこと??」

羽瑠が詰め寄ってきた。

ち、近っ!!
羽瑠、顔、顔がっ・・・

「い、いや、だからね・・・
呼び出されはしたけど・・・
なんで呼び出されたのかは・・・
わかんないから・・・・・」

うぅっ、
四人にものすごい顔で
にらまれたから??

最後は、
ぼそぼそっとした声になっちゃった。

「何言ってんの!!
大事な話でもなきゃ、
普通に教室でとか、
部活帰りに話してるなんで
わざわざ部室になんかに呼び出すのさ??
よっぽど大事な事なんだよ。
そんで、
よっぽど大事なことっていったら、
やっぱり、告白しかないじゃん!!」

郁美が、
自信ありげにそう言うと、
他の三人も大きくうなずいた。