「ほんとだよ!!
沙南を浦先が呼び出してるって、
うそついて時間稼いでさ。
ああ、そうそ、 その前に、
沙南の詩と
アメつめた封筒準備して・・・
そ んで、手紙すり替えて・・・」

って、
優衣が思い出しながらしゃべってる・・・

「スリルあったねぇ~。
ちょ~ワクワクしたっ!!」

亜由美が続けた。

「でもさ!!
何といったって、
アタシのファインプレーっしょ!!
昼休みに学校抜け出して
封筒買いに行ったり、
アメ買いに行ったりしてさ!!」

羽瑠が得意気に話してる・・・

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――――― ひっぇぇぇぇぇ~○※△#□

こ、こいつらっ
何てことしたわけぇ~!!

私は、ようやく事情がのみこめた。

恥ずかしさで、
みるみる顔があつくなる。

私が青くなったり、
赤くなったりしてると、
羽瑠が、やさしい口調で話し出した。