「大目にみてあげてよ??」

茶化しながら郁美が言った。

はあっとため息一つついて、
羽瑠の怒り顔も溶けた。

「まぁ、しょうがないか。」

羽瑠も私を見てニヤッと笑った。

私は、ちょっっと恥ずかしくなった。

四人は、
今日のこと、 知ってるんだよね。

なんせ問い詰められた。


手紙を渡した日の翌日―。

ここで、話はちょっと前にもどるね??

手紙を渡した次の日、
朝練で6時半には
道場に着いた私よりも先に、
四人は、道場の前で待っていた。

だれを?って
私だったんだけどさ。

「おはよう。四人とも早いじゃん!」

私が、
道場の鍵を開けながら声をかけると、