<沙南side>
おかしいなぁ。
私は、体育館に来て辺りを見回した。
祥平がいない。
テニス部は、いる。
他の部と一緒になって
せっせとテーブルといすを並べている。
舞台では、
セレモニー係になったバスケ部が
なにやら打ち合わせをしている。
「沙南、なにぼさっとしてんの?
キャプテンのくせに。
手伝ってよぉ~。」
郁美が
両手にパイプいすを
3つずつ抱えて立っている。
今にも落っことしそうで あぶなっかしい。
「ごめん、ごめん。手伝うよ。」
私は、いすを2つ郁美から取ると
近くのテーブルへ運んだ。
おかしいなぁ。
私は、体育館に来て辺りを見回した。
祥平がいない。
テニス部は、いる。
他の部と一緒になって
せっせとテーブルといすを並べている。
舞台では、
セレモニー係になったバスケ部が
なにやら打ち合わせをしている。
「沙南、なにぼさっとしてんの?
キャプテンのくせに。
手伝ってよぉ~。」
郁美が
両手にパイプいすを
3つずつ抱えて立っている。
今にも落っことしそうで あぶなっかしい。
「ごめん、ごめん。手伝うよ。」
私は、いすを2つ郁美から取ると
近くのテーブルへ運んだ。