知ってて
手紙頼んだって・・・
「どうしてって、
思うでしょ?
普通、沙南も祥平が
好きって知ってたら、
頼めないはずなのにって、
思うよね。
‐‐‐‐‐‐‐‐ だってさ、
沙南はずるいよ。」
「えっ」
「ずるいんだよ。
沙南は! 沙南なら、
いつだって祥平の近くに
いられるじゃない。
沙南が側にいても
祥平は嫌がらないでしょ。
沙南が話しかければ、
祥平は笑って
こたえてくれるでしょ。
でも私は・・・ 私が、
どんなに思っても、
祥平には簡単に声もかけられない。
勇気を出して声をかけたって、
たいがい無視されるんだもん。
沙南にはわからないでしょ?
好きな人に・・・
本当に好きな人に、
ありったけの
勇気をだして声かけても
無視される私の気持ちなんて!!」
手紙頼んだって・・・
「どうしてって、
思うでしょ?
普通、沙南も祥平が
好きって知ってたら、
頼めないはずなのにって、
思うよね。
‐‐‐‐‐‐‐‐ だってさ、
沙南はずるいよ。」
「えっ」
「ずるいんだよ。
沙南は! 沙南なら、
いつだって祥平の近くに
いられるじゃない。
沙南が側にいても
祥平は嫌がらないでしょ。
沙南が話しかければ、
祥平は笑って
こたえてくれるでしょ。
でも私は・・・ 私が、
どんなに思っても、
祥平には簡単に声もかけられない。
勇気を出して声をかけたって、
たいがい無視されるんだもん。
沙南にはわからないでしょ?
好きな人に・・・
本当に好きな人に、
ありったけの
勇気をだして声かけても
無視される私の気持ちなんて!!」