「他人の恋愛ウォッチャーの
優衣さんが言うんだから、
間違いないって!!」

優衣は、どんっと胸をたたいた。

「でも、しばらくは、
そっとしとこう。」

優衣の提案に二人も同意した。

羽瑠に本っ当の春がくるのは、
もうちょい先。

それまで羽瑠、
じっとがまんの子だよ?

絶っ対、
ハッピーエンドに
してあげるからさ!

一平が抵抗したら、
得意のメン一本で、
一平の頭の回路、変えてあげる。

羽瑠にラブラブのモードにさっ。

だから、今は、
じっとがまんだよ。

羽瑠。