ナオさんが運んできたお茶を飲みながら色々話して、私たちは帰ることにした。
私は明日仕事があるし、ミドリ君もタイガ達と約束があるみたい。
「シズク。」
お母さんは玄関まで見送りに来てくれた。そして最後に耳元で、
「カズタカ君ならお母さんも安心できるわ。結婚はまだそうだけどね。
…失礼だけど、ミドリ君よりも気に入ったわ。」
と言ってくれた。
お母さんはコーイチ先輩のこと知らないもんね。
「ありがとう。」
それだけ言って、ミドリ君の車に乗り込んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…