「ク…ズク……シズク!起きろバカ野郎!」


「はひぃッ!」



…ん?

そうやら私はすっかり眠り込んでいたみたいだ。

周りは緑が多い茂っている。



「はぁ~…。シロ、シズク頼む。俺もうタバコの我慢がきかん。」

「はい。どうぞ。」



…シロ?



「カズ君、ミドリと仲良くなったの?」

「シズクが隣で爆睡してる間にね。男同士の語り合い。」

「そっか。」



なんか嬉しいな。

ミドリ君は私のお兄ちゃんみたいな人だしね。
ん?ミドリ君、一人で何役もこなしてない?私のなかで…。