「今日、俺と会うって秋山知ってんの??」

「別に言ってないけど」

「そっか、じゃあ都合いいや」

「何が??」



家の前に到着した



「クリスマスデートの締めに、チューしよっか」

「ああー、NO!」

「外人??」


寺野が肩を揺らしてクスクス笑う


「ただクリスマスのイベントを楽しもうって言ったでしょ?」

「でもさ、ほら、恋人たちのクリスマスだよ?」


確かに、街は恋人たちだらけだったけど…



寺野がアタシの家に視線を向けた

「何?」

アタシもそっちを見ようとすると寺野に肩をつかまれる






「目とじて」

「やだ」

「じゃあ……」