て、事はこの家の誰かを待ってるって事だよね?
そう思っていたら中からこちらに走ってくる音が聞こえた。
ーガチャ
「はぁーい!」
中から出てきたのは相楽君だった。
え、この家、相楽君家だっのか!!
「‥ってあれ?
ソウじゃん!!それから実央ちゃんも!!あとその可愛い子はだぁれ?」
「とどろき 翔です!」
ぴっ、と右手を真っ直ぐ伸ばして挙げた翔ちゃん
~和むなぁ~~~‥
「ん?じゃあ実央ちゃんの弟くんか!」
「うん。」
頷いたけど。
けどさ?
「で、なんで3人して俺ん家に?」
そうだよ!!
それだよ!!
じぃ~っとあたしと翔ちゃんと相楽君で中臣を見る。
「あぁ‥俺と……俺達、行くとこあんだよ。そんで悪いが翔くんを預かってほしいんだ。」
中臣の口調。
「ソウ、眼鏡外したの?」
「あぁ、コンタクト」
やっぱり相楽君の前だと違う。
それにわざわざ翔ちゃんを頼むって言うほどだし……
やっぱり仲良いのかな?