「勇気っ、グスッ。ありがとぉ。もぉ大丈夫だよ。勇気?」



僕は永久を放す事ができなかった。


ズットズット永久を抱きしめたままだった。


放してしまったら永久が離れていっちゃうんじゃないかって。


僕の心が不安になった。


「勇気?もう大丈夫だよ?!」


「永久、僕・・・・・」



























「僕??」



「僕は、永久の事が好きなんだっっ!!」



「勇気が私を?冗談やめてよっ!!」




「嘘じゃない。本気だよ?僕、弱いけど、胸張って永久を守る事だけは絶対に出来る。僕じゃダメ?永久より先死なない。生きてズット傍にいるから。」





僕は精一杯の告白をした



凄く緊張した。



だけど、僕は今後悔してない。



ねぇ・・・永久・・・



















「勇気が、私の事?嘘!?そんな夢みたいな事があるわけないでしょ?!」



「だって私の方が勇気に片思いしてたんだから。」



「へっ?永久が僕に?!片思い???知らなかった。」



「でも、今は私達、両想いだねっ。グスッ。」



そう言って涙と笑顔で話しかけて来た永久。