僕は永久を見つめる事しかできなくて、なんだか切ない気持ちになった。


だけど僕は泣き続ける永久を見てギュッてしてあげたくなった。


僕は永久の手を掴み、ギュッと胸に抱き寄せた。


「グスッ、ふぇっ?勇気?!」


「今だけ僕の胸を貸してあげる。泣きたいだけ泣けばいいよ。そしたらきっと、スッキリするし、明日からまた笑えるでしょっ!!」


「う゛っ。ごめん、ありがとっ。ウワァーンっ」


永久はいつも笑顔で元気な女の子。



だけど今日は侑李くん思いの優しい女の子。



僕は永久の泣き顔まで可愛いと思った。


多分僕は永久の事が・・・・・





























好きなんだ。


今気付くなんて鈍すぎるね。


僕は初めて彼女に恋をした。



叶わない片思い。



これから頑張ります。